eFootballの未来を変え賜う
eFootball2022「バージョン1.0.0」リリースは今春に延期されましたが、このタイミングでサッカーゲーム制作者を募集する某企業のメンタルは見習うべきものがあります。
それはさておき…今回はサッカーゲーム制作者になる究極の方法を考えます。
サッカーゲーム制作者募集について
率直に申し上げると…「今頃?」という感想です。
eFootball2022の開発プロジェクトキックオフ前である2020年10月頃であれば、話は分かるのですが今頃になって大規模な工程遅れプロジェクトにリソースを追加したところでどうにかなる問題ではないという意味です。寧ろ工程遅れが悪化するだけの悪循環が起きることが目に見えています。
よって今回の募集は今後のeFootballシリーズ作品に向けた人材確保を目的としているものであり、ウイイレからeFootballにシフトした際に露呈した新技術に対するスキルを備えたプロパーの不足を解消しようという意図が伝わります。
eFootball2022を立て直す重要なキーパーソン…YOUは今どこに?
(個人的には)彼こそが一番の被害者であって、周りの協力さえあればそれを挽回することが出来る唯一の存在だと考えます。経験豊富で崇高なポリシーを示せるプロデューサーがeFootball2022には必要です。
どのような人材を求めている?
さて、それではまず。どのような人材を求めているのか?その人材像を考えます。
スキルのない人材は不要
「業務内容」「応募資格」「歓迎する経験/スキル」から、このゲームのシステム構成は以下の様なものだと推測します。
- プラットホーム…AWSのVMware仮想環境上のLinux環境
- クライアント…基本UIや通信はC/C++、ゲームエンジンはUnreal
- Webサーバ…フロントはApache+PHPで構成
- APサーバ…コア部分はC/C++で部分的にruby/Python
- DBサーバ…MySQL(←パフォーマンス不安)
「応募資格」は一般的なものばかりで構成されており、実際はより専門的で高度な製品を使用していることも考えられます。故に応募資格は明確な足切り条件です。
「スキル持たざる者来るべからず」
例えば【プランナー】なら出来そう等と考える人もいるかもしれませんが、これらの前提スキルを保有した上級職となるのでそこを履き違えない様にする必要があります。
Unrealエンジン有識者
ウイニングイレブンは自社開発の「FOXエンジン」を使用して独自路線を開拓していましたが、eFootballでは方針転換により競合他社と同じ土俵で戦う羽目となり結果的に競争に敗れることになりました。
チャレンジャ企業としてリーダ企業を追いかける為にも、現在最も必要とする人材は以下に違いありません。
「Unrealエンジン有識者」
このゲームエンジンに関するスキルがあればひとまず鬼に金棒です。またUnrealという制限に収まることなく、新エンジンを開発できる力があれば鬼に機関銃でしょう。
TOEIC800点
今回の募集でサッカーゲーム開発に関するスキルなしでチャンスが唯一あるものは…
「グローバル人材」
ただTOEIC800点ともなると…ネイティブで日常会話を出来るレベルです。余程に頭の良い人でない限りは普通に英語を勉強しても取れるれものではありません。英語圏の海外に数年間留学でもしなければ難しいと思います。
採用されるにはどうべきか?
今回の中途採用募集は専門職の即戦力を求めているものであり、採用される為には高い壁があると個人的には思います。
ただその壁を超えるのに最も効率的なプランが一つだけあるので、最後にお伝えしておきます。
米ゲーム大手EA社へ入社後、FIFAの開発に携わる
サッカーゲーム開発経験・Unrealエンジン技術習得、グローバル人材化が一挙に望めます。
鶏が先か卵が先か…。
P.S.最後ふざけてごめんなさい。本気で転職を目指す人は連絡下さい。真面目に協力します。
では、今回はこの辺で。
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コメント
結局のところ、ユーザーに何が望まれてるかを調査する部署がないんですよね。
ゲーム方向性はトップ次第になるけれど、トップは自分でゲームすることはないでしょうしね。
不幸なシステムです。
匿名さん、正にその通りですね。
特定のスポンサーとなる顧客の要望を実現するシステムは分かり易くて作りやすいですが、不特定多数のユーザーを相手にするゲーム業界って大変そうですね。