〜この物語はイタリア北部の小さな田舎町カルドーニョに生まれ育ったサッカー少年の壮大なるサッカー人生を描くものである。〜
信頼を勝ち取るために
デビュー戦でハットトリックの活躍をしたロベルト・バッジョであるが、次の試合ベンチ外となり憤りを感じていた。
「どうやら、僕はまだ監督からの信頼を得ていないようだ。」
プロの厳しさ
僕のチームはメンバー発表を当日にメールで通知するシステムになっている。(せめて前日に貰えれば良いのだけど…)
ベンチにすら入れなかった…
カルチャトーレの現実は厳しい。
「いったい何がダメだったのか?」
直接そんな質問を監督にするのは、僕のやり方ではない。
・前線での守備を怠らない
・ワンマンプレーに走らない
僕が苦手なことを自問自答してみたが、どれもピンと来ない。
そして、その日のヴェローナは負けた。
僕がやるべきこと
次の試合のメールでは、僕はベンチメンバーに選ばれた。
後半から出場のチャンスが訪れる。
僕がやるべきことは1つだ。
ゴールを決めること。
余計なことは考えない。
苦手なことはやらない。
得意なことで成果を出す。
信念を貫くことが大事だ。
信頼の獲得
更に次の試合のメールで、僕はスタメンに復帰することが出来た。
ちなみに今日のメンバー表という謎の連絡手段があるらしいが、僕はその見方をまだ知らない。寧ろそれが気になって集中できない…
僕はどんな時もチームを勝利に導いた。
試合後、チームメイトに「今日のメンバー表の存在について」質問したのは内緒の話だ。
その後、監督は僕をスタメンで起用しつづける様になった。
セリエA2019-20前半戦
順位表
前半戦が終了する頃には、勝点50でチームは単独首位に立っていた。
個人成績
カップ戦を含め20試合で、13ゴール・13アシストという記録は出来過ぎた記録に思える。
能力値
少しだけ成長した様にも感じるし、変わっていない様にも感じる。
評価
前半戦の得点王・アシスト王となった僕の評価はうなぎのぼりとなってしまった。
とても、ありがたいことに。
欧州サッカー専門チャンネル「フライデースポーツナイト・セリエAダイジェスト」では、「イタリアの若きファンタジスタ」として僕の特集番組が組まれた。
スポーツ新聞ガゼッタ・デロ・スポルト紙では、「最優秀選手の最有力候補」として紹介された。
新たなステージへ
僕の元へあるメールが届いた。
意外かもしれないけれど…もう僕は次のステップに向かおうと思う。
イヴァン・ユリッチ(監督)
は僕を亡き者にしたかった。
しかし、それは無理だった。
果たして、どうなる?
フィオレンティーナの返答は?!
第三話につづく
コメント
凄い&凄いですね
動画も楽しく拝見させていただきました
フィオレンティーナでどうなるか?次回を楽しみに待ってます⤴️
代表にもでてくるんでしょうねぇー
通りすがりのおっさんさん、ありがとうございます。アズーリに選ばれるのも時間の問題ですね!1994年アメリカW杯のユニフォームで望みます。
はなびさんが演出する
バッジョが怪我をしなかったらの世界線はここですか?
こちらの世界では怪我なく順調です。
…ただフィオレンティーナに…過去をいじった故に起きた歪みのか…(笑)
動画のシュートおしゃれ過ぎからのカズダンス!最高です^^
観ながら思わず唸ってました!笑
バッジョっぽくゴール決めるの楽しいです!
最近1onよりビカムアレジェンドハマってます。
こんにちは。
この記事が最近の楽しみのTWです。
94年のW杯のユニですか!メチャメチャ楽しみです。
あのうなだれた後ろ姿が様になるのはバッジォだけですよねぇ。
TWさん、こんにちわ。
お名前から学生時代に憧れたヤマハ・TWを思い出しました(^^)
ご想像の通りの例のユニフォームを仕込みましたので後はアズーリに選ばれるのを待つばかりです!