〜この物語はイタリア北部の小さな田舎町カルドーニョに生まれ育ったサッカー少年の壮大なるサッカー人生を描くものである。〜
無敵ユベントス
ロベルト・バッジョがユベントスに加入以降、白と黒のクラブは負け知らずでひたすらに勝ち続けた。
もちろんセリエA・コパイタリア・UELの全てのカテゴリにおいてだ。
勝ち続ける原動力
欧州サッカー専門チャンネル「フライデースポーツナイト・セリエAダイジェスト」は
「無敵!ユベントス!」と題して、持ち前の得点力とチャンスメイクに磨きをかけたロベルト・バッジョの特集番組を放送した。
セリエA2021-22前半戦
では前半戦これまでの戦績を振り返ろう。
順位表
前半戦を文句なし全勝で折り返した。
ゴールランキング
ゴールランキングではMFでの出場ながらロナウドに次ぐ14ゴールを記録した。
アシストランキング
リーグ1位の14アシストを記録した。
コパイタリア
コパイタリでも順調に決勝へ向けて駒を進めている。
UEFA Europe League
予選リーグは余裕の全勝で突破を決めた。
バッジョの成長
司令塔としてもようやく板がついてきた様に思う。総合値は85となり、僅か19歳ながら黒玉への仲間入りも果たした。
スタミナ不足が弱点の一つだが…
ナンバー10の希望
今シーズンの成績を現在の背番号10”ディバラ”と比べてみよう。
・バッジョ…14ゴール・14アシスト
・ディバラ…6ゴール・4アシスト
結果は歴然である。
「背番号10を背負う資格は我にあり」
シーズン半ば僕は背番号10を希望した。
実力主義の世界において結果を残しているのにも関わらず…この希望が認められることはなかった。
矛盾した傲慢な回答に僕の中に怒りの感情が湧いてきた。
だけど、そんな時に、
ロナウドは僕のことをギュッと抱きしめてくれた。
僕はサッカーに恋をした。
そして、CRにも恋をした。
第九話につづく
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